幼児教育学科

卒業と同時に取得可能な資格
●幼稚園教諭二種免許状 ●保育士 ●図書館司書 ●社会教育主事任用資格

本学は、昭和26年に開学し、昭和31年開所の幼稚園教員養成所時代を含め、岡山県内で最も長い歴史を持つ幼児教育のパイオニア的な存在でもあります。伝統が培った教育ノウハウに時代に応じた新たな試みを織り交ぜながら、優れた資質と能力を備えた人材を輩出しています。

幼児教育学科の教育方針 専任の教員と担当科目

現場に即応できる保育者を養成する

保育者に求められる資質、能力、実践力をトータルに身につけます

教育学の図 身体、知能、情操のバランスのとれた健やかな成長を促すことは幼児教育の基本です。それを実践するために保育者に求められるのは、専門的な技術や知識だけではありません。保育者自身の豊かな人間性なくして、どんな幼児教育も実践できないと本学科では考えます。そこで一般教育科目に倫理学、経済学、生物学などの教科を設置するほか、専門教科に関しても心理学系、福祉系、教育学系、保育学系、音楽系、美術系など、多彩なカリキュラムを用意。幅広い教養の修得を土台に、幼児教育に携わるために必要な専門知識と能力を身につけていきます。

また、情操教育の一環として器楽や声楽の重要性にも着目し、標準の2倍の実技授業を設けていることも特長のひとつ。さらに2カ月間の「保育実習」や「教育実習」により現場の実務を体験することで、実践力も培っていきます。

そして21世紀のグローバル社会を生きる幼児たちにとって、国際性の芽生えをどう支えるか、という点もこれからの幼児教育の大切な課題です。そこで情報化や国際化の時代にふさわしい保育者であるために、外国語によるコミュニケーション力やコンピュータの活用能力の修得にも力を入れています。

人間力の形成

人間力を身につけるために必要な一般教育科目が充実しています

単に技能や資格を身につけるだけでは、社会人として、人間として充実した日々を得ることはできません。幅広い知識と教養を身につけること。自発的な学習意欲と未来に向けた明確な目的意識を確立すること。そして何より複雑化・高度化・国際化のすすむこれからの時代をたくましく、心豊かに生きる人間性を確立すること。これが一般教育の目的だと本学は考えます。そのため本学では、「倫理学」など、学生一人ひとりが潜在的にもっている感情・価値観・人生観などを問い直し、自己を再発見できる科目、「経済学」「社会学」など、社会や世界の動きの基礎を探究し理解する科目、「化学」「生物学」など自然科学系の科目、語学、さらには本学の特色である情報処理系の科目など、幅広い分野で多彩な一般教育のカリキュラムを編成しています。 

9割以上の専門就職率を誇る保育者養成のパイオニア

高い専門知識と技術、豊かな人間性を備えた保育者を育成します

 保育者を目指す学生自身の努力はもちろん、入学前から卒業までにわたるきめ細かな学習支援体制の果たす役割も大きいと考えています。入学予定者には、ピアノレッスンや国語力アップの講座を開講します。また、就職への意識を高めるため、入学と同時に就職ガイダンスを実施し、在学中には専用の就職支援室が面接や履歴書作成などを指導します。さらに、卒業後も専門職に対するフォローを行い、保育者としてのレベルアップや早期離職対策にも取り組んでいます。卒業生の多くが保育の現場で活躍しているので、OB・OGから学ぶ機会ももうけています。

人命尊重マインドの養成

 いざという時に適切な行動がとれるために「命の資料室」設置しています

 保育者として、万が一の時の適切な対応がとれるようになるための演習の場として衛生的でプライバシーを確保した「命の資料室」を設けています。自動体外式除細動器(AED)やレスキューマネキン、視聴覚教材などを備えて、学生が日常的に技術を習得できるようにしています。また本学独自のAED講習も実施しています。心肺蘇生法とAEDの使用法、窒息時の対処方法等について専門家から学ぶ機会ももうけています。

カリキュラム

専門的学習成果を獲得させる専門教育科目卒業までの時間配当
幼稚園教諭として、幼児に信頼される教育環境をつくることができ、幼児の主体的な活動と幼児期にふさわしい生活の展開を促進し、調和のとれた心身を発達させるための遊びと一人ひとりの特性と発達の課題に即する指導ができる能力を育成します。
保育士として、子どもの身の回りの世話や基本的な生活習慣を身に付けさせることができ、集団生活で社会性を養い、心身の健やかな発達を遊びを通して支援でき、保護者への報告や子育てに対する相談・支援ができ、さらには地域と連携の図れる能力を育成します。

汎用的学習成果の獲得を支援する一般教育科目卒業までの時間配当
社会人として求められる態度、信念、意見、価値、コミュニケーション能力を獲得します。
 社会人としての責任を果たすために必要な倫理観や価値観、自己管理の能力を、また職業生活や社会生活で必要な情報リテラシーや数量的スキル、人との関わりに必要な論理的思考、自己表現、他者理解、問題解決の能力を獲得します。

一般教育科目・専門教育科目の授業の内容シラバス

Q&A

Q: 卒業後、幼稚園の先生や保育士以外に、どんな職種が考えられますか。
A: 幼児教育学科では、基本的には幼稚園教諭と保育士資格の取得をめざしていますが、本学科で学んだ幼児教育の知識や技術を活かして、社会福祉施設や児童福祉施設、病院などの医療関連でも活躍が可能です。また取得した図書館司書や社会教育主事任用資格を活かして、その方面で活躍されている卒業生もおられます。

Q: 教育実習や保育実習の内容を教えてください
A: 幼稚園の先生や保育士の資格を取得するために欠かせないのが教育実習や保育実習です。実習時期は、2年生の6月から9月末まで夏休みをはさんで約2ヵ月。本学科では、学生の希望を重視し、教育実習や保育実習は、各々の出身地で実施することを原則にしています。またこの「出身地で実習」ということがストレートに就職実績に結びついています。

Q: 出身地近辺の幼稚園の先生になりたいのですが。
A: 本学科の教育実習や保育実習は、本人の希望により「出身地で実習」を原則にしています。このことが、地元で先生になりたい人たちに有利な結果になって現れています。過去の実績でも、本人の希望の地域で、幼稚園の先生や保育士になっているケースがほとんどです。

Q: 幼稚園の先生や保育士になるために、大切なことは何ですか。
A: 子どもがかわいくて、好きだというだけでは、決してできない職業です。人間形成に大切な時期である幼児期を親に代わって、個性や可能性をみつけたり、伸ばしていく重要な使命を与えられていることを認識しなければなりません。そして、子供たちにとってよき理解者になるために、幅広い知識を身に付け、やさしさや思いやりのある人間性を養うことが大切です。

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